設問は2種類
TOEFL iBT Speakingセクションには次の2種類のTaskがあります。
Independent Task (独立型タイプ) | Question 1 |
Integrated Task (統合タイプ) | Question 2,3,4 |
Independent Task (独立型タイプ)
Question 1
身近な問題について自分の意見と理由を述べる。
2,3つの選択肢が与えられて1つを選ぶ場合と、Statementが示され、それに対して Agree/Disagreのうち選んでその理由を述べる形式がある。いずれも準備時間は15秒、解答時間は45秒
Integrated Task (統合タイプ)
準備時間 | 解答時間 | ||
Question 2 + 3 | Reading, Listening, Speaking | 30秒 | 60秒 |
Question 4 | Listening, Speaking | 20秒 | 60秒 |
Question 2と3はReading Passageを読む時間が45秒から50秒で、この時間を過ぎるとReading Passageを読むことはできません。
Question 2について(大学キャンパスに関連するトピック)
まずReading Passageが出ます。学生新聞などに掲載されている意見だったり、学校からの告知だったりします。この際、どこからの告知なのか、内容は何かをメモします。
次にListeningが流れます。男女ふたりの会話で、必ずどちらか1人が多く話すので、その人が述べる意見をメモします。必ず賛成か反対かを述べ、理由も2つ述べられるので聞き逃さないようにメモを取りましょう。
会話が終わると、画面に質問が出て読み上げられます。内容は「女性は○○の告知について意見を述べています。この女性の意見を述べ、その人が挙げている理由を説明しなさい」というものです。
解答する際には
「何についてか」「話者の意見とその理由」を述べます。この際、自分の意見を入れてはいけません。「告知内容や会話を知らない人に何が起きたかを説明する」ことに専念しましょう。
Question 3について(アカデミックな講義)
アカデミックな文章を読んで、それに関する講義を聞き、設問に答える問題です。Question2はキャンパス生活に関連するトピックでしたが、Question3は大学の講義の一部がトピックとなっているため、より難しく感じる人が多い問題です。
まず、ある学問分野における Reading Passageが出ます。特定の分野における理論、見解、法則、概念などが含まれています。
その後、教授の講義を聞きます。講義ではさらに具体的な例が挙げられたり、Reading passageの内容がより詳しく述べられたりします。
最後に「講義の中で教授が示した例を用いて、○○と△△の違いを説明しなさい」という質問が出されるので、それを話します。
Question 4について (アカデミックな講義)
Question4はReading Passageがありません。ここで問われるSpeakingは「講義の内容を要約する」ことです。
解答する際は、まず聞かれたことを要約する形でまとめ、その後、具体例を2つ使って説明します。この問題はListeningしかありませんので、メモ取りが非常に重要です。