TOEFL iBT Writing

Writing Sectionは2つのパートがあります。

1つはIntegrated Task(統合問題)で、読んで、聞いて、情報を要約し、それをサポートする意見を述べる(書く)

もう1つは Writing for an Academic Discussion で、画面に提示される教授の質問に答える設定。教授の質問と他の2人の学生の意見は画面上に出るので、それを読み、自分の意見を述べる(書く)

目次

2種類の問題

Integrated Task画面に出るパッセージを読み、パッセージの意見に関する短い講義を聞き、次にそれらを比較する回答を書く20分
Academic
Discussion Task
オンラインディスカッションで先生が質問を出題。質問は画面に表示される。他の2人の学生の意見を読みながら、自分の意見を書く10分

1. Integrated Task (統合問題)

  1. まず画面にあるトピックに関するパッセージが出ます。パッセージを読む時間は3分。パッセージを記憶する必要はありません。書くときには、画面上に再びパッセージが出ます。
  2. Main Ideasをメモし、これらのアイデアに関連するポイントもメモします。
  3. 次にLectureが流れます。Lectureのスピーカーは読みパッセージとは異なる意見を述べます。Lectureは2分。
  4. Lectureを聞く際は、読みパッセージと異なる意見をメモします。
  5. Lectureは1度しか聞くことができません。
  6. Lectureが終わると、読みパッセージが再びスクリーンに表示されます。
  7. いよいよ回答を書く(タイプする)時間です。
  8. まず、パッセージの内容を要約します。2、3文で十分です。
  9. そのあとは、要約したポイントを3パラグラフくらいで説明していく作業です。
  10. スピーカーがLectureで反論したポイントを1つひとつ書いていきます。1つの反論意見を1つのパラグラフに書き、3パラグラフほど書きます
  11. 最後にまとめのパラグラフを書きます。
  12. 150 ~ 225 words くらい書きましょう。

Writing for an Academic Discussion

Professorがオンラインにポストしている(画面に表示される)質問に対して、自分の意見を述べる問題です。
少なくとも100 words前後書きます。

  1. Professorが提示している問題を読みます。
  2. 他の2人の学生が書いている内容を読みます。
  3. 自分の意見を述べます。このとき、他の2人の学生の意見に付け足す内容でもいいですし、2人に意見とは全く異なる意見でも構いません。
  4. 自分の意見を明白に述べ、それをサポートすること。
  5. ディスカッションに貢献する意見を述べること。
  6. この際、しっかりと意見が展開され、主張がぶれていないこと、理由や例を明示することによってしっかりと意見がサポートされているかに注意して書きます。
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

斉藤ひろみ(Hiromi SAITO, Ph.D.)

ニューヨーク大学大学院 教育学部TESOL(英語教授法)の博士号(Ph.D.)を取得。卒業後はニューヨークにある複数の大学でESL(第二言語としての英語)を指導。ネイティブ講師が中心の中、唯一の日本生まれ・日本育ちの講師として6年間教壇に立つ。

帰国後は、慶應義塾大学、早稲田大学、テンプル大学などで英文ライティングやスピーチ指導に従事。また、国際会議の現場では会議通訳者としても活動しており、天皇陛下(現・上皇陛下)や各国要人の通訳、テレビ通販番組での同時通訳など幅広い分野で活躍中。

「英語を教える力」と「英語を使う力」の両方に精通した、英語のスペシャリストです。

目次