このページでは、現地アメリカの大学に通う人たちから寄せられた学生目線での情報を不定期でお伝えしていきます!
UCLA便り
UCLAに通う男子学生からの情報です。
キャンパス内の寮に住むと大学のカフェテリアで食事ができます。
僕はたくさん食べるので、1週間に19回カフェテリアで食事ができるプランを購入してます。学生証に食事プランが課金されているので、カフェテリアに行ったら入り口でカードをスキャンします。swipe と呼びます。今年からキャンパスに来るキッチンカーでも使えるようになりました!
目安として、週日は1日3食、週末は1日2食。だけど、夜遅くにお腹が空いてキッチンカーに走ったり、1日4回か5回食事をしてしまう時があります。それが続くと学期の途中でお金がなくなってしまうので気をつけなければいけません。追加課金はできないシステムです。こんな時は、週末に実家に帰ってキャンパスで食事を取らなかったルームメートにswipe をおねだりしたりします。
カフェテリアは数か所あるので、本当にいろいろな料理があって飽きないのも魅力。アメリカ料理、アジア料理、メキシコ料理、何でもあります。ビュッフェ形式のカフェテリア(ビュッフェ形式ではない場所もあり)では、ルームメートと何時間も粘って、焼いたサーモンを10切れ食べた記録もあります!
キッチンカーでカレーや焼きそばを売っていたり、カフェテリアでもデザートに「たい焼き」があったりするんだよ。混んでいるのが玉にキズだけど、食事は充実しています。ただ、Freshman 15 には気をつけなくちゃね!
ちなみに食べ放題のビュッフェ形式は通常、All You Can Eatと言うけど、ここUCLAでは All You Care to Eatと呼んでるよ。つまり、「節度を持って食べよう!」という意味。
この食事プランだけど、それぞれの学生によって料金が違うんだ。なぜなら1人ひとり経済的な事情によって授業料が違うので、寮のmeal planの料金も異なるんだよ。
Freshman 15とは?
Freshman 15(フィフティーン)とは、親元を離れて暮らし始めた大学1年生が、その年だけで15ポンド(約7キロ)太ってしまうことを指す言葉だよ。
なるほど、Freshmanの F と 15(fifteen) の “f” の掛け合わせね!
新しい環境でのストレスで、ついポテトチップスなどのジャンクフードを食べ過ぎてしまう学生が多いのと、勉強が大変で運動不足になるのも体重増加につながっているそうです。人はストレスを感じると、新陳代謝も悪くなるという研究結果もあるみたい。
実家にいた頃は家族と会話をしながらバランスの取れた食生活を送っていたのが、親元を離れて暮らし始めると、果物や野菜、乳製品が不足しがちに。寮の食事だったり、外食したり自炊するわけだけど、そうなると砂糖と脂肪分の多いものに手を出してしまう人が多い。手っ取り早くお腹を満たせるしね!
このFreshman 15は寮に入って生活する学生だけでなく、ホームステイをしている人も無縁ではないんだ。僕の実家の近所の家にホームステイをしていた日本からの留学生の女の子は、アメリカに来てから、まさに7キロ太ったって!その子のホストファミリーは夕食が遅かったのと、本人もポテトチップスなどをよく買って食べていたそう。アメリカのポテトチップスやお菓子はパッケージも大きいから必然的にたくさん食べちゃう。一度食べ始めると途中で止めるのはとてもむずかしいしね。
でも実際は、1年間に本当に15ポンド(約7キロ)も太ってしまう人はあまりいなくて、平均では1キロから1.5キロくらい増えるだけらしいけどね。
つい食べ過ぎてしまうけど、大学生の僕たちは外見を一番気にする年齢だから、ジムにもよく行って workoutしているよ。今度、大学のジムの話もするね!