TOEFL受験に備える5つのこと

10 test-taking tips
目次

1. 試験のフォーマットに慣れましょう

試験の構成をしっかり理解しましょう

試験の構成を知らずに試験対策はできません。こちらに詳述してありますので、確認しておきましょう。

TOEFL iBTの構成
https://toefl-teacher.com/toefl-ibt-components/

2. キーボードに慣れること

the QWERTY keyboard

物心ついたときからスマホが当たり前にあった世代には、パソコンを使ってタイプをするという習慣がない人がいます。

TOEFL iBTではWriting問題の回答は直接パソコンに打ち込むため、キーボードを使えないことはそれだけで損になります。ノートパソコンは必須です。購入するなどして必ず入手をして、キーボードにタイプすることに慣れておきましょう。

慣れないうちは早くタイプすることができません。TOEFLは時間との闘いです。タイプが遅いと、それだけで大きなハンディとなります。早く入手して、練習しておきましょう。

3. スケジュールを設定しましょう

ルーティンを決めて勉強

試験日に向けて勉強スケジュールを設定し、できるかぎりそれを守りましょう。こうすることで時間を有効に使うことができます。無計画にダラダラと3,4時間勉強するより、しっかりと計画を立て、今日のノルマである1時間や2時間という短時間の勉強に集中しましょう。

いきなり「毎日4時間勉強する」などと設定してしまうと、慣れていないので挫折しがちになります。最初のうちは、「毎日1時間しっかりやろう!」と決めるほうがいいと思います。そして試験日まで数か月となったら、毎日2,3時間に増やしていくほうが勉強が続きやすいのではないでしょうか。

試験日直前1週間になったら、またペースをゆるめて、毎日1時間くらいの勉強にしましょう。この1時間で、スキルを磨く、単語の総復習をするというスタンスでいると、エネルギー切れになることを防ぐことができるでしょう。

4. Writingの時間練習

タイマーを使って時間内に書く練習

TOEFLのテストでは、かなり短い制限時間内にWritingの答えをタイプする必要があります。手を動かす前に、アイデアをゆっくり考えている余裕はありません。

日頃から、ライティング問題に取り組む際は時間を設定してその制限時間内に答えられるように練習しておきましょう。ほんの短い時間を準備に当て、残りの時間で回答をタイプできるよう、何度も練習しましょう。自然に手が動くようになるまで、慣れが必要です。

5. プラクティステスト

模擬試験を週1回やりましょう

TOEFL iBTは慣れが必要です。時間制限内に読んだり書いたり、とにかく忙しい試験です。できれば週に1回、1回分の模擬試験を解きましょう。

普段は各セクションの練習問題をこなすのですが、最初から最後まで通して問題を解くことで
試験当日に、スタミナ切れや時間が足りない・・・といったサプライズをできる限り避けることができるはずです。





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この記事を書いた人

斉藤ひろみ(Hiromi SAITO, Ph.D.)

ニューヨーク大学大学院 教育学部TESOL(英語教授法)の博士号(Ph.D.)を取得。卒業後はニューヨークにある複数の大学でESL(第二言語としての英語)を指導。ネイティブ講師が中心の中、唯一の日本生まれ・日本育ちの講師として6年間教壇に立つ。

帰国後は、慶應義塾大学、早稲田大学、テンプル大学などで英文ライティングやスピーチ指導に従事。また、国際会議の現場では会議通訳者としても活動しており、天皇陛下(現・上皇陛下)や各国要人の通訳、テレビ通販番組での同時通訳など幅広い分野で活躍中。

「英語を教える力」と「英語を使う力」の両方に精通した、英語のスペシャリストです。

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