この3つの単語、いづれも「大きい」を表現する言葉ですが、これらをどのように使い分けるべきか?
特に考えたこともないという人もいるでしょう。大体の使い分け基準というものがあるようです。
big, large
見たり触ったりできるものの名前(名詞)と一緒に用いられるは、ほとんどの場合、big と largeです。
big はカジュアルな会話で用いられることが最も多い単語です。
もちろん、見ることも触れることもできない物や事についても big, largeは用いられます。
見たり触ったりできるものと一緒に用いる例
She bought a big house with plenty of room for her family.
彼女は家族のためにたくさんの部屋がある大きな家を買った。
The elephant is a big animal.
ゾウは大きな動物です。
It was a large house known in the town.
それは町では知られていた大きな家だった。
見ることも触れることもできない物や事と一緒に用いる例
The concert was a big success, with thousands of people in attendance.
コンサートは何千人もの聴衆が集まり大きな成功を収めた。
She made a big mistake by not double-checking her work before submitting it.
彼女は見直しをせずに提出してしまったことで、大きな間違いをおかした。
It was a big surprise when she announced her engagement to everyone at the party.
彼女がパーティで皆の前で婚約を発表したことは大きな驚きだった。
great
big, largeは、見ること、触れることができる物や事、できない物や事についても使えると説明しましたが、great は、通常、単に物理的な大きさを話題にする際には用いられません。
I have great respect for her ideas.
彼女の考えに私は大きな敬意を払っている。
His behavior caused great annoyance.
彼の態度は大きな迷惑を与えた。
しかし!カジュアルな会話においては、物理的な大きさを表す名詞でも「すばらしい、偉大な」の意味で用いられることはあります。
I’ve just got a great new house.
私はすばらしい新築の家を買った。
Do you think he was a great man?
彼は偉大な人だったと思う?
う~ん、結局、どれでもいいってこと?
そうだね。ただ、このような基本的なルールがあるよ・・・くらいに頭に入れておくといいと思うよ!
なるほど