英語ができない理由は

ズバリ!インプット不足

中学校高校での英語の授業の総時間数は790時間と言われます。

これを聞いて、多いと思われましたか?全然、足りません。

外国語をマスターするのに最低必要な時間は2,000~2,200時間と言われています。中高の6年間での学習時間は必要な時間数の半分にも満たないということ。

インプットが少なければ、当然、アウトプット、つまり話すことはできません。大量のインプットが必要です! 
これまでの倍以上の時間を英語の勉強に費やさないと足りません。
インプットを増やす一つの方法として英文音読があります。例えば英字新聞の音読を2時間、それを1年間毎日続けたら?

365×2=730時間 

さすがに毎日2時間も音読することは無理だと思いますが、例えば、そのうちの30分を音読にして残りは黙読をしてもいいと思います。黙読は音読ほど時間はかかりません。

英文音読は、黙読よりも効用があります。そして、TOEFLの点数アップを目指す人は多読に加えて、単語反復記憶練習もしてください!

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この記事を書いた人

斉藤 ひろみ Hiromi SAITO, Ph.D.

New York Universtiy大学院教育学部 TESOL(英語教授法)博士号Ph.D.
卒業後はニューヨークにある複数の大学ESLでネイティブ講師ばかりの中で唯一の日本生まれ、日本育ちの英語講師として6年間英語を教え、帰国後は、慶応、早稲田、テンプル大などで英文ライティングやスピーチを指導。
同時に会議通訳者としての顔も持つ。天皇陛下(現上皇様)の通訳、各国要人、24時間お買い物チャンネルでの通訳など他分野で稼働中。
つまり、英語教育と英語のエキスパートです!

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